手 造 り 薫 製 器

1998・11・02

ニジマスを乾燥(風乾)中(冬場で3〜4日かかる)


薫製の出来上がり写真(ニジマス、手前は温度計)


A)はじめに
  * 夏場はキャンプ、カヌーやMTBと忙しいのですが、冬になると急にする事が無くなります。
      薫製の材料や道具を販売しておりながら薫製の経験が無く、質問を受けても
     セールストークのひとつも出来ませんでした。
     そこで4年程前にMTBの輸送空箱(箱が大きく固くて最高)とカセットコンロを
     使って薫製したところ、うまくできはしましたが、耐久力に問題があり(雨に濡れ変形)
     ダンボール箱に限度を感じコンパネで作ることにチャレンジした次第です。
     もちろん、このダンボール箱での経験がノウハウとして寸法、形状、蓋の位置等の参考に
     なっており、 失敗も無く一度で出来上がた次第です。
     (オリジナルの薫製機をお考えの方は是非ダンボールばこでテストされることをお勧めます。)

   * 薫製にすると殆どの材料がお酒の肴に化ける事を発見しました。
      お客様とお酒を飲みながら薫製談義の花を咲かせる薫製造りは冬場の楽しみのひとつに
      なっています。
      お酒の好きな方は是非一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
  
       まだまだビギナーですが、ニジマスの薫製については講釈をたれ、そこそこ出来るように
      なったと自己満足しております。

   * 一度に50尾を薫製出来る自作の薫製機に非常に重宝しております。
      そこで今回皆様に作り方を紹介したいと思います。

   * 作り方に関しご質問等がございましたら、ご連絡下さい。
      また、薫製スクールも開催していますので是非ご参加下さい。
     詳しくはWOODYまで お電話下さい。
     

B)材料


 材料名       サイズ              数     使用目的        参考価格

*コンパネ :(1800 x 900 x 12 mm)  1枚   外箱               ¥2400

*コンパネ :(600 x 600 x 12 mm)   1枚  上蓋、換気蓋、     ¥1400

                                 底板(鉄板乗せる)

*角材   :(1800 x 15 x 15 mm)   2本  箱のコーナー材   ¥320

*角材   :(1800 x 5 x 5)          1本  ハンガー        ¥100

*木ねじ  :                          組立用       ¥200

*針金   :                      1   フックを作る       ¥520

    
   
C)製作手順
  
  1)コンパネのカット:
    @A側板、B後板、D前板、C-1前、換気蓋、C-2後、換気蓋(材料取れず、別途作成)
    Eチップ供給蓋、F上蓋(魚取り出し用)、G上板(上蓋手前固定部)
    H角材(長:後側)、I角材(短:前側)、
   

   
    
 

  2)側板に角材ビス止め:

   * 側板の両サイドに角材をビス止めする。
      後ろが長い方、前が短い方をビス止めする。
   

  
  3)側板と前後の板をビス止め:

   *  側板と前板、後板を角材を仲介してビス止めする。

   

  4)棚をビス止め:

   *  薫製材料をつるすバー(角材)を掛ける為の棚を側板にビス止め:
      2)の側板に角材をビス止めするときと同時にビス止めする方が
      作業は楽。

   
  

  5)上蓋を取り付け:

   * 上蓋は手前は固定する。
    *  ヒンジを取り付けるための角材を箱の後板と上蓋にビス止めし
      そこへ上蓋をヒンジでビス止めする。

   

  6)後板に換気蓋取り付け:

    *  後板の下部に換気用の蓋をヒンジで取り付ける。
 
   

    *  前板の下部に換気用の蓋をヒンジで取り付ける。
     *  前板の上側」にスモークチップを供給する為の蓋をヒンジで取り付ける。
  
   
 
  
  7)側板に鉄板固定用角材の取り付け:
  
    * 側板に鉄板を固定するための角材をビス止めする。
       鉄板が手前にスライドして取り出せる様な位置に角材を取り付ける。
       又、パーナーと鉄板の位置も考慮して位置を決め、

   
 
     * 鉄板はスライドして出し入れするので、出来るだけフラットな物を用意する。
    * フライパンの使い古しを流用する場合はチップ供給蓋から出し入れしても良い。
 

   
    *  鉄板からの輻射熱がバーナーへ来ないように、バーナーの炎のがあたる
       ところだけ穴を開けた板を鉄板の下側に取り付ける。
       この場合、板が焦げないように鉄板と適当な隙間を作って下さい。
    

  8)上蓋に温度計を取り付け:

   
  
   
  9)薫製の小物道具

   * スモークチップ、コールマンのシングルバーナー、
      鉄板(BBQの鉄板又は、使い古しのフライパンの取手を外した物
      を代用しても構わない。
     その場合の固定方法は変わるので現物会わせで作業を勧める事。
    フックは太めの針金をS字型の曲げて自作します。
      これは凧糸につるした魚を引っかけるもの。
      又、これは魚を風乾するときのにも使用します。
    * フックを掛ける横手方向の棒(角材)を側板の内寸と同じ長さに切って
      10本準備して下さい。

   
   

 10)製作時の注意:

    *  箱組立時、各合わせ面の密閉は十分に行うこと、隙間が有ると
       煙と熱が逃げて庫内の温度が十分に上がらなくなります。
       (70度前後の庫内温度を確保出来る事)
       特に上蓋のヒンジの取り付けと蓋の手前の固定部との隙間が出来ないように
       してください。
    

 11)薫製時の注意:

   * 下部手前と後ろの蓋は必ず開けた状態で薫製する事、
      閉めた状態で薫製を行うと、バーナー自信が加熱され、爆発の危険性が有ります。
    * スモークチップの供給は前板の上部の蓋から行って下さい。
    * 規定の温度になるようにこまめにバーナーの火力調節を行って下さい。
    * 今回コールマンのガソリン・シングルバーナーを使用しましたが、
      これ以外のガスバーナーでも可能です。むしろガスの方が火力の微調整が
      出来るのでベターです。
      この場合はバーナーヘッドと鉄板の高さが変わりますのでご使用のバーナーに
     合わせて鉄板の位置を決めて下さい。
      
    
 12)最後に:
   * 自作薫製機は大量に造られる方には大きさを自由に変えられ便利です。
      但し、コンパネ材は雨に濡れると接着がはがれてしまいますので、
      保管場所を確保のうえ、製作して下さい。
    * 大量に造られない方は市販の小型薫製機が便利かとおもいます。
      電気式には薫製機は温度が自動設定出来る商品もあります。

  13)薫製に関するリンクコーナー:
   * 薫製に関するHPのリンクコーナーを企画中です。
      ご期待下さい。
      
    (お詫び:説明が十分でありません。また、誤字脱字等お許し下さい。)

 


*連絡先: 電話/FAX: 0745−77−9977
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